以下実際に私がソローリング計画を立てる際の要点を掲載しました。残念ながらキャンプしながらという選択肢をしていませんがソロツーリングをする際の参考になれば幸いです。

以前、私は、北海道へのソロツーリングでは、ここへ行きたい、ここも行きたいと宿泊場所を転々として走っていました。また、九州へは高速道路を利用せずにひたすら一般道を使って走ったこともありました。それはそれで楽しかったのですが、今思えば見ていたのは殆ど道路とその周りの一瞬の景色と宿だけでした。いわゆる、範囲は広いがうわべしか見ていない急ぎの旅なのです。

今では1つの宿を拠点に周辺の目的地を探すという旅の楽しみ方をしています。これだと目的とする近辺をじっくりと余裕を持って楽しむことができ、内容の濃いものになります。これこそ目的とする「VIEW」(素晴らしい景観)と「MEET」(色々な出会い)を堪能できる方法ではないかと思っています。

ソロツーリング計画をするにあたって、一番の利点は自分中心に計画を立てることができることです。いつ出発しようが、途中の計画変更、帰る時間も思いのままです。ただ、大きな問題は雨です。そんなソロツーリング計画を自分が立てる際のシュミレーションを掲載してみました。

1.行き先(どこへ行こうかと迷った時)

行き先を決める時、インターネットは勿論のこと、新たに行ってみたい場所探しには、このホームページ内の全国旅リンク(管理人が行ってみたいと思う所をピックアップしたもの)を、また、もう一度行ってみたい場所を探すにはソロツーリングと旅の地図(管理人が過去に国内ツーリングした場所)を参考に探すようにしています。

2.目的地は1つか2つに絞り雨に対処する

自分が行きたいと思う場所を1つか2つかに絞ります。なぜなら、最初からいくつもの場所へ行く計画を立てるとかなり時間的に緻密になり、次へ行かないといけないという義務感に捕らわれ、その場を楽しむことができなくなってしまうからです。また、急な雨でも走らなければという義務感から精神的余裕がなくなってしまい事故につながる可能性があります。

従って少なくとも半日くらいの時間のずれがあってもいいように余裕をもつことが必要です。現地での目的地は、バイクは天気に左右されるので天気とも相談し、宿泊先等で教えてもらい前日あるいは当日に計画を立てます。当日の目的地が近くであっても、同じ走るなら興味が湧いた場所に寄り道したりするほうがずっと旅として大変面白いのです。ガイドブックにはない発見があったりします。思いつきでコースを変更するというこれこそがソロツーリングの醍醐味です。 もし、大雨であればバイクでの移動は諦めて公共交通機関で目的地に行くのもありかと思います。状況に応じて当日の計画をすべし。

3.宿泊

今では、インターネットでゲストハウスを中心に、ユースホステルとほ宿等宿泊先を調べます。宿泊先はほとんど初めてという所が多くどんなところか行ってみないと分からないものです。不安な時は宿泊先へ電話した時の対応、あるいはホームページの閲覧などもある程度、旅人に優しい宿泊施設なのかどうか判断する基準となります。また、その宿の周辺にどんな店がどれだけ近くにあるかという事を調べておくと、準備するぺき物が見えてきます。

宿泊先が決まれば連泊し、そこを拠点に観光します。連泊すると、スタッフとも顔見知りになり、宿泊するメンバーも入れ替わりその人達の中から近くの最新情報、予想外(予定外)な新たな場所、情報を得ることがあります。また、周辺の道路状況が把握でき道に慣れ迷うこともないのでバイクの運転がしやすくなります。

4.一日の最大走行距離

目的地までの距離は別として、目的地からの一日の走行距離は最大200km位(宿泊拠点東西南北100kmというとかなり広い範囲になります)に収めるようにすることを心掛けています。それ以上になると余裕がなくなって走るだけのツーリングとなってしまい精神的にも楽しめなくなってしまうからです。

5.目的地までの行程

目的地が北海道、東北、九州などの場合はフェリーを利用していきます。距離がありすぎて自走すると現地でここという時にへばってしまうからです。ただ、目的地まで余裕を持って宿泊しながら移動するというのであればそれも面白いと思います。

6.バイクの点検を行う。

※参考
「ネン ・ オ ・ シャ ・ チ・エ・ ブ ・ ク ・トウ ・ バ ・シメ」(このような言葉を唱え点検を行う方法もあるけど覚えられないなぁ)
  1. 燃料(ネン)
  2. オイル(オ)
  3. 車輪(シャ)
  4. チェーン(チ)
  5. エンジン(エ)
  6. ブレーキ(ブ)
  7. 灯火類(トウ)
  8. バッテリー、ハンドル、バックミラー(バ)
  9. ネジ締め(シメ)

7.持ち物