ソロツーリングと気ままな旅

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華厳の滝（けごんのたき）だけを見ているとスケールの大きな滝という感じがしますが、中禅寺ダムと一緒に写っている写真を見ると、樽の横に穴を開けて飛び出す水というイメージですね。1959年に「中禅寺ダム」が完成したあと、ダム管理事務所によって中禅寺湖の水位によってダム水量が調節され、その放水量が、そのまま華厳の滝に行きます。

せっかくの自然の滝というイメージを壊してしまいそうなシステムです。自然と人工的なものが同居したような感じです。しかもここはエレベーターで滝の下のほうへ行くことができ、観瀑台からは滝壷を間近に見れるようになっています。富山県立山の黒部ダムからの放水を思い出します。自然のものであれ、人工的なものであれ大量の水が高い場所から落ちる姿はやはり迫力があります。

この周辺には華厳の滝のほかにも日光三名瀑(霧降の滝、裏見滝)、奥日光三名瀑(湯滝、竜頭の滝)、塩原十名瀑の1つ竜化の滝などが存在し、機会があれば滝巡りをしながら渓流沿いを歩いてみたいものです。

 

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