1.安全に世界一周の旅をするための注意点

狙われやすい恰好を避ける。
  • 金品を持っていると思われるので自分の貴重品を人前では曝け出さないこと。(財布 iphoneなど)
  • なるべく旅行者に見えないようにする。(カメラを首からぶらさげない。地図を持ちながら歩かない。など)
  • サブバッグは後ろではなく常に前に!! 後ろにしていると盗ってくれと言っているようなもの。
    ※電車内など後ろにしていてナイフで切られ中身を抜き取られていた人も。
  • あまり綺麗な服装だと狙われやすい。
観光時の注意
  • 誘われても知らない人にはついていかないこと。
  • 自分の持ち物から目を離さないようにすること。
    ※空港、バスなどで寝るときは足と荷物を鎖で結んで置く。
  • クレジットカードを利用し現地通貨でお金を下ろす場合、ATMは屋内で人がよく利用しているものを使う。
    ※屋外などのATMではスキミング装置が巧妙に取り付けられている場合もあるので注意が必要
  • 特に治安が悪い地域では裏通りを避けて通ること。
    ※実際コロンビアの人気のない通りでリュックを引ったくられそうになり抵抗してナイフで切られ怪我をした人が居た。
  • 安宿であっても、大都市での安宿は労働者が多く治安は良くないので注意が必要。
法外な値段に対応する
  • それぞれの国の物価状況から法外な値段かどうかを見極めること。
  • 公的な機関であるからといって信用しないこと。
  • タクシーを利用する場合、乗る前にメーターの機械が付いていてちゃんと動くか確認する。最初に値段を聞いておくことも1つの手段です。
  • 釣銭はその場で確認すること。後で違うといっても通じない。
    ※日本のように甘くはない。

2.世界一周の旅でのビザの申請

ビザとは渡航先の入国許可証のことで、ビザ免除の対象となる査証免除措置国は、アメリカやイギリス、韓国や台湾など約66の国・地域に及んでいます。入国許可は現地の入国審査で決定され、国によって差異はありますが、一定の条件(出国航空券を持っていなかったり、ホテル予約がなかったり所持金がないなど)に満たない場合、入国を拒否される場合があります。事前にビザを必要とする国へ入国する場合、条件等を調べておく必要があります。以下利用したビザ情報です。

インドビザ
タイ バンコクの253Asokというビルの22階で申請できる。インドからの出国航空券がない場合は受付で理由をしつこく聞かれ、理由書を書かされる。理由書の内容は日本の旅行会社に頼んでいるけどまだ手元に届いていないと書いて通った。最初にバスでネパールに抜けたいと言ったけど受付のお局にAre you sure?と言われ、完全にアウトだった。手続き料はビザ代1140バーツ、出国航空券についての理由書代185で計1325バーツ。

後は愛想のないお局の受付に従って手続きを終わらせ、パスポートを預けるだけ。5営業日後に取りにくるように指定されたけど、この2日後にカンボジアへ行く予定だったのでそれを伝えると、その後にタイに戻ってきて申請することもできると言われたのでそうした。パスポートを預けて3日後ぐらいにEメールでビザが通ったと連絡がきたのでその日に取りに行くと貰えた。

カンボジアビザ
タイから陸路で入国する際は国境で取れる。ビザ代は23ドル+たまに賄賂200バーツ。必要なものは証明写真。必ずと言っていいほど国境審査員が賄賂を要求してくるが、ない日もある 。前に並んでいた欧米人は賄賂を渡さず、代行会社で取れと追い返されていた。賄賂の金額は日によって変わるらしい。タイではカオサンの旅行会社などで取得できるけど、ぼったくりも多いので慎重に旅行会社を選ばらければならない。

ネパールビザ
インドから陸路で入国する場合はイミグレーションで取得できた。料金は25ドルで必要なものも証明写真ぐらいで手続きも簡単だった。空路の場合もネパールの空港で取得できるらしいが確かめていない。

エジプトビザ
入国の際に空港で取得できる。料金は20ドル。ただしダハブやシャルムエルシェイクがあるシナイ半島のみ滞在の場合はビザ不要。

シェンゲン内のヨーロッパ諸国
シェンゲン協定に加盟しているヨーロッパ諸国(26か国)には6か月間で計90日以上滞在できない。一度シェンゲン外の国に出たとしても期間はリセットされない。もし1月1日に入国した場合、6か月後の7月1日までの間に合計90日以上滞在すると罰金が課せられる。でも実際は見逃してもらえる場合が多いらしい。

ブラジルビザ
モロッコの首都ラバトにあるブラジル大使館で取得した。メールを送ったけど返信がなかったので直接行った。1日目はブラジルの祝日で休み。2日目は警備員にビザを取りたい事を伝えるとすぐに中へ入れた。そして待合室で英語の話せないスタッフが出てきて連絡はしたかと問われたので、送信したメールを見せると英語が話せる担当者が出てきてくれた。

必要なものはネットで入力したビザの申請書と入国航空券とホテルの予約書と証明写真だけでブラジルからの出国航空券と預金残高は不要だった。しかしこの日は忙しかったらしく、翌日再度訪れて指紋を取ったりと手続きを済ませた。そして4日目にやっとビザを取得できた。ブラジル大使館は中心街から10kmほど離れた高級住宅街のなかにあり、かなりわかり辛いのでタクシーが便利。大使館から3kmほどのところに大学前というトラムの停留所がある。