今まで訪れた住みたい街のなかで住みたいと思った場所ランキングです。旅行して良かった場所は沢山ありましたが、住みたいと思ったのは十数箇所。その中から、ベスト10を選びました。
以下、海外で「住んでみたい」場所は10位~4位まで。「本当に住みたい」場所は3位~1位です。

海外で「住んでみたい」場所

第10位 イスタンブール (トルコ)

基本的に大都市に住みたいと思った事はあまりないけど、この街には一度住んでみたい。街並みや雰囲気がとても好きなのは勿論。日本の会社作ったという橋が明石海峡大橋にそっくりで、地形もどこか神戸と淡路島に似ている気もする。何故かとても気持ちが落ち着く街だった。また、トルコには日本と同じ様におもてなしの文化があり、こんな大都市でも親切な人がとても多いと感じた。外食するならレストランは主にトルコ料理が多く、どの料理もそれなり。トルコティーのチャイは激甘だけど、飲みやすいし、安い。ただ、個人的にはめちゃくちゃ美味しいと思えるものは少なかった。食事はかなり重要なので、順位は10位にした。

第9位 コリアデルリオ (スペイン)

かつて、戦国時代にここを訪れた侍の子孫達が住んでいるという街。実際に訪れてJapon(スペイン語で日本)さんという名前の人にも会った。この地域では、出身地を名前にする文化があるらしい。街には生活するのに必要なものを揃える店はある程度あるし、治安も悪くはなさそう。スペイン南部最大の街、セビーリャにもローカルバスに乗って一時間で行ける。食事はスペイン料理なので、何を食べてもわりと美味しいので問題なし。もっとここについて知りたいし、住んでみると面白いだろうなと思う街。

第8位 マルタ島 (マルタ共和国)

年間を通して温暖な気候で治安も良い。夜、女性が一人で歩いていてもほぼ問題ないと思う。食事はピザやパスタなど、基本的にイタリアンが多い。毎日は飽きそうだけど、観光地なので他の料理もある。ずっとは住みたいとは思わないけど、数年ぐらい住んでみたい。

第7位 メデジン (コロンビア)

旅をするには最高な南米だけど、「ここに住みたい!」と思った場所は少ない。でも南米最後に訪れたこのメデジンは、普通に住んでみたいと思った街。街中には何ヶ所もの大型ショッピングセンターもあり、レストランも点在している。めちゃくちゃ美味しい本場コロンビアのコーヒーやフラペチーノを飲めるカフェも沢山ある。生活に必要なものは大概手に入り、インフラもそれなりに整っている。肝心な治安だけど、観光エリアのセントロは気をつける必要があるけど、他の場所に至っては、思っていたより全然治安は悪くなさそうだった。かつてはメデジンカルテルというコロンビア最大級の麻薬組織の本拠地だったらしいけど、今は政府が観光地化に力を入れているので、治安も昔に比べれば断然良くなっているらしい。ちなみにコロンビアは十数年前まで殺人事件率が世界ワーストクラスだったのに、今は世界幸福度ランキング1位の国になっている。日本人にはあまりメジャーな街ではないけど、とても居心地が良く、住みやすそうだと感じた。

第6位 ケルン (ドイツ)

ドイツは色んな部分で日本と類似している所があり、国民性も似ている。治安も欧州のなかでは良い方だと思うし、日本人にとっては住みやすい国だと思う。そのなかでもケルンは、大きすぎず、小さすぎず、日本でいうと神戸ぐらいの調度良い規模の街で、住みやすそうだと感じた。街には各国の料理のレストランやアジアンマーケットもあり、食事にも困らなさそう。欧州最大の日本人街デュッセルドルフにも電車で数十分で行ける。

第5位 クアラルンプール (マレーシア)

東南アジアのなかでは一番住みたいと思った街。訪れる前は小規模な町だと思い込み、少しなめていたけど、想像以上に栄えていて大阪のミナミぐらいの規模があった。勿論、生活に必要なものは全て揃うし、レストランも山ほどある。なんといってもマレーシア料理はアジアの中で一番美味しいと思うほど好みの味だったので食事には困らないはず。日系企業も多く、日本食レストランも沢山ある。気候は常夏なので寒くならないのも良い。

第4位 レイキャビク (アイスランド)

今まで行った国の中で1番治安が良いと感じた国。夜中に女性が1人で歩いていても問題ないほどだと思う。人口32万人のこの国で、殺人事件は年に1度あるかないかなんだとか。色んな移民が住んでいるけど、人種関係なくフレンドリーで親切だという印象がとても強く残っている。物価は超高いけど、都心部は日本のように大都市はなく、首都のレイキャビクでさえ日本の地方のようなローカルさだった。アイスランドの一般的な家では、水道から新鮮な湧き水が出て、お湯にすると温泉が出てくる。難点は冬が寒いこと。と言っても僕らが訪れたのは10月だったけど、アイスランドという名前のわりにはそこまで寒くはなかった。名前的にはグリーンランドの方が暖かそうなのに、実はアイスランドより余裕で寒い。

海外で「本当に住みたい」場所

第3位 ハワイ(アメリカ)

初海外で訪れてから、ずっと住みたいと思っている島。グリーンカードがあるなら永住したい。日本人に絶大な人気を誇っているのが十分わかる。あの何ともいえない温暖で汗をかかない気候に日本人の口に合う美味しい食事やハイクオリティな日本食もある。日系人が多いのである程度、日本語も使えるというのも嬉しい。また、日本国外で一番日本人の口に合う食事が多い場所だと思う。ただ、治安は年々少しずつ悪化してるように感じる。10年以上前に比べるとかなり物乞いが増えていて、観光客に絡む人も少なくない。以前より少しダークな部分が増えたような気がする。

第2位 リスボン (ポルトガル)

今まで訪れた国のなかで一番良かった国、ポルトガル。観光するのに良いだけでなく、ポルトガルは本当に住みたいとまで思った国。良い部分はたくさんあるけど、いろんな国と比べて、ポルトガル人は親切な人が多いと感じた国の一つ。英語が話せなくても親切にジェスチャーやポルトガル語で必死に教えてくれようとする人が多かった。なかでもリスボンは、世界中のあらゆる人種が住み、肌の色が関係なく、皆がうまく調和して暮らしていると感じた。また、食事もポルトガル料理は日本人に合うものが多く、食べやすい。勿論、大都市なので交通の便や買い物をする場所は山ほどあり、生活には困らない。総合的にみて、とても住みたいと思う街。

第1位 ポルト (ポルトガル)

ポルトガル第二の都市ポルト。ポルトかリスボンか、どちらを一番にしようか迷ったけど、リスボンよりも少し落ち着きがあるこの街を選らんだ。大都市にしては珍しく、ごちゃごちゃした感じがあまりなく、とても過ごしやすそう。街並みも良いし、何とも言えない心地よく、ゆったりした雰囲気が最高だった。ポルトもリスボンと同様に親切な人がとても多いと感じた。個人的にポルトガルはとても興味深い国。できるなら、今すぐにでも住みたい。

以上、住みたい場所ランキングはこんな感じです。