2021/1/9 10:36 投稿者:  タツ

淡路島洲本に淡路島で二番目に高い山の頂上に先山千光寺という寺があります。細い道路ながらも近くまで車で行くことができます。ここには供養におにぎりを投げたり（35日の法要で六角堂の横にある崖から後ろ向きにおにぎりを投げることで、鬼が拾いに来る隙に安全に死んだ人が通ることができるらしい）、元旦には餡子の入った大福を持って行ってここで焼いて食べるという風習があるようです。また、明石でいじめられたという猪が狛犬の代わりを務めています。1/4日に行ってみましたがもうやきもち用の火は消されていました。1/3日までは火があったようです。


ここは、国生みの神話では日本を作った伊弉冉、伊弉諾の持つ掻き混ぜ棒の矛先から最初に滴り落ちた雫でできたのがこの先山であり淡路島だとされています。つまり、日本で最初にできた山はこの先山ということになります。

さて、淡路島で一番高い山の眺望はきっと素晴らしいと期待していたのですが、展望所の前には木が茂って一部しか見ることができませんでした。2年か3年前に木を切ったらしいのですが新芽が出て現状では一部しか見えないという状態です。是非木を切った状態のときにまた来てみたいものです。


最初の階段を上がって右手には「淡路四国第一番札所、十三仏第一番霊場 不動明王」と書かれた札所があります。また、駐車場から歩いて最初に羊羹を作って売っている店があり帰りに買って帰ることにしました。店の人曰く防腐剤などを使っていないので日持ちはしないとのこと、見るとその日が賞味期限でした。味は餅っとしていて外郎と羊羹の間かも。

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