2021/8/13 20:52 投稿者:  タツ

民族学者 柳田国男の故郷、福崎町の辻川山公園に河童の河太郎(ガタロウ)、河次郎(ガジロウ)をはじめ妖怪の展示物があります。河童と一口に言っても人にとって益になる河童、そうではない河童が居るようです。因みにここの河童はどちらかというと悪いことをする河童のようです。河に遊びに来た子供の尻子玉(想像上のもの)を抜いて殺してしまうというものです。

しかし、改心した河童の河太郎、河次郎兄弟がなぜか柳田国男に謝るために待っていたところ兄の河太郎は待っている間に頭の皿が乾いて動かなくなり、池の中でずっと待っている弟の河次郎は今も池から時々姿を現すという現実離れしたおとぎ話です。しかし、、、謝る相手がなぜ柳田国男なのかは疑問に思うところです。

さて、この池に居る河次郎は15分ごとに水上に現れ、妖怪が踊っている銅像の上の小屋から逆さ天狗が出てくるなどの仕掛けが施されています。近くには地元のもち麦のそば、もち麦のソフトクリームなど味わうことのできる「もちむぎのやかた」が併設されています。また、福崎駅をはじめ町の所々に妖怪が設置されています。

 

( 近畿地方ナビ / 兵庫県 )