バイク免許取得と保険

2015/9/24 8:31:13作成
2016/7/22 18:12:21更新

バイクを乗るにあたってまずはバイクの免許を取得する必要があります。また任意保険の加入はいざという時のために必要なものとなります。バイクの免許と保険についての記事を掲載しました。

■バイク免許取得方法

ソロツーリングをするにあたってバイクの免許を持っていないという人はまずバイクの免許を取得しなければなりません。前ページにも記載していますが、バイクの排気量の種類には、原動付き自転車(原付):50cc、小型バイク(小型特殊):125ccまでのもの、中型バイク(普通自動二輪):400ccまでのもの、大型バイク(大型自動二輪):400ccを超えるものがあります。

それぞれ排気量に応じた免許があり、免許取得は自動車教習所で取得することが一般的です。あるいは、同系列の合宿で免許を取得するという方法もあります。もし時間的、経済的な余裕を作ることができれば自分が行ってみたいと思う場所で旅行(温泉地など)観光気分で免許取得というのも楽しめそうです。これは学生の間であれば参加可能ですが、社会人になってからというのは時間的に難しいかもしれません。

他の方法として免許試験場で直接受験する方法もあります。この場合、合格するまでの間受験料(現在2,950円/回)を支払わなくていけないので、不合格回数が30回以上超えてしまうと自動車教習所とどちらが結果的に安くなるのかという話になってしまいます。

私の場合、大型バイクの免許取得の際、バイクスクール(バイク練習所)へ何回か通った後、免許試験場で直接受験しました。どうにか2回で合格に至ったので結果的には一般的な教習所で取得するよりは安くなったように思います。大型バイクの免許取得は中型バイク免許取得を取得していないと受験できません。因みに中型バイク免許取得の際も5回か6回免許試験場で直接受験しています。


■バイク保険について

自動車賠償責任保険は強制的な保険で加入は義務となっています。これは対人(相手側)に対する補償のみで、ケガで120万円まで、死亡による損害で3,000万円、重度の後遺障害で最高4,000万円まで補償されます。対物に対する補償(自分自身のものも含む)は全くありません。従って、いざ事故となった場合に備え、任意保険に加入し、対人、対物補償は無制限にしておきたいものです。

任意保険は年齢、走行距離、バイクの排気量、免許のランクによって、また保険会社によっても値段がかなり変わってきます。新規契約は1~20等級あるランクで6等級から始まり、契約年数に応じて事故がなければ等級が上がり割引率(最大で6割引)が大きくなり保険料が下がります。この等級は保険会社を変更しても引き継がれます。もちろん事故をすると等級が下がり、最初の6等級より下がると保険料が高くなります。

主なバイク保険の契約項目

は次のようなものです。
  • ノンフリート等級
    保険の等級で1~20等級まであり、等級が高いほど割引が大きい。新規の場合は6等級から。事故がなければ毎年等級が上がる
  • 事故有係数適用期間
    事故を起こしたときに等級が下がった年数
  • 運転者年齢条件特約
    年齢制限無制限、21歳以上、26歳以上など保険会社によって設定されているが年齢が高いほど割引も大きい。
  • 対人賠償保険
    他人を死亡させたり怪我をさせたりした時の補償、通常は無制限
  • 対物賠償保険
    他人の物を損壊させたときの補償、通常は無制限
  • 人身傷害補償特約
    運転は契約者以外でも年齢制限など対象者であれば補償対象となる。搭乗者に対して1名ごとにご契約の保険金額の範囲で保険金が支払われる
  • 搭乗者傷害保険
    搭乗中の方が死傷した場合に、契約金が1名ごとに死亡保険金、後遺障害保険金および医療保険金が支払われる
  • 車両保険
    自分の車両が損傷した場合保証される保険だが割高になるので通常は入らない
  • 弁護士費用等補償特約
    事故で揉める様な場合利用価値あり

上記については基本的な契約項目です。ただし、保険会社によって免許証の色(ゴールド、ブルー)年齢制限の区切り(30歳以上など)、走行距離などの条件によって保険料が大きく変わってくることもあります。 保険の契約をするにあたって、等級については別の保険会社に変更しても引き継がれるものの、年毎に自分自身の環境が有利になる可能性があります。例えば、免許証がブルー→ゴールド、免許取りたての時より走行距離が少なくなった、年齢が上がったなどで安くなる可能性が考えられます(逆のケースもあるかもしれません)。従って、複数年で契約するよりも一年ごとに見直しを行い有利になった部分について大きく割引してくれる保険会社と契約することが望ましいと考えられます。

バイクの任意保険見積もりを請求する場合、多くの保険会社から一括して見積もりをすると多くの保険会社から保険契約の連絡があります。できれば何社かに絞った方が比較もしやすく決めやすいと思います。しかし、実際問題として、事故率が高いとされる自動2輪は16歳から免許取得可能ですが、21歳未満の年齢は特に事故率が高いと判断されているので、なけなしのお金でバイクは買ったもののいざ新規で任意保険を掛けようとするとバイクの値段より高額になるというケースも多々あります。掛けたほうがよいのは分かるが高すぎるというのが現実です。ソロツーリングを利用するような人達が気軽に掛けれるような保険制度へと是非根本的に見直してもらいたいものです。


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