ソロツーリング用バイクの選び方

2014/7/15 22:23:26作成
2015/9/12 9:23:49更新

ソロツーリング(ロングツーリング)用のバイクを選ぶときの注意点として参考に次のようにまとめました。

排気量について

バイクの排気量の種類には、
原動付き自転車(原付):50cc、
小型バイク(小型特殊):125ccまでのもの、
中型バイク(普通自動二輪):400ccまでのもの、
大型バイク(大型自動二輪):400ccを超えるもの
があります。この中で高速道路を走れるバイクは、125ccを超えるバイクということになるので現実的には250ccのバイクから高速を走れることになります。2人乗りは小型バイクから可能です。経済的な面から言うと、中型バイクの中でも400ccから車検が必要になってきますのでパワーと手軽さから250ccが最も人気があります。ただ、排気量は大きければそれだけ運転は楽になります。
参考:・新車バイク

中古車を選ぶ場合

オイル漏れがないか、エンジン音に異音がないか、チェーンのたるみがないか(限界まで引っ張っていないかどうか)、スプロケットの摩耗度(摩耗が激しく山が尖っている)、前後ブレーキパッドの減り具合、ハンドルの曲がり、タイヤの減り具合(スリップサインを見る)、全体的な錆などのチェックが必要だと思います。多少の消耗品は覚悟しても、一番厄介なのはオイル漏れと電気系統の不具合なのでこれがあるものは避けるべきだと思います。
参考:・ヤフオク!でバイクを探す

足つきが良いこと

バイクに跨り足をしっかりと地面につけることができること、立ちごけしないような重さ(排気量)、自分の体に合った操作しやすいバイクを選ぶことが必要です。

車種の選択

バイクは大きくオンロードバイクとオフロードバイクに分けられます。オンロードは舗装した道路用、オフロードは砂利道などに適しています。日本の道路は殆どが舗装されていますが、北海道の山道、田舎道など劣悪な環境中心に走るのであればオフロードバイクが適しています。

オンロードバイクの中でも、
・アメリカン   (背もたれがあるようなバイク)、
・レースレプリカ (レースバイクを公道で走れるようにしたもの)、
・ネイキッド   (風除けのカウルが付いていないもの)、
・ツアラー    (ロングツーリング用)
・ビッグスクーター(通勤、チョイ乗り用)
等々、種類があります。一般的には、ソロツーリング(特にロングツーリング)で一番適しているのはツアラーと呼ばれるものです。ただし、自分の好みというものがあり、車種に関して一番問題となるのは運転姿勢であって、実際に乗って楽な姿勢が保たれ長時間運転しても疲れないようなバイクを選べば問題はありません。

長時間の運転姿勢

私の場合、GPZ1000RXのバイクにハンドル位置を高くしたアップハンドルを装着することで、長時間の運転にも問題はありませんでした。ただし、ノーマルのままだと前かがみの姿勢になり、長時間運転していると親指と人差し指の間に負荷がかかり痛みを感じるようになります。またバイクの振動により手にしびれを感じるような場合もありますが、クッションの良いグローブを使うと軽減できます。快適なツーリングをするには長時間快適に乗れるように工夫することが必要です。

シート

長時間運転していてもう一つ大きな問題はシートです。固くて平らな小さいシートはお尻が痛くなってきます。これも耐えられない位痛くなるので、バイクを選ぶときにはできるだけ座り心地の良いシートのバイクを選ぶことが必要です。(既存バイクの対策としてはあんこ抜きといってシートの角を丸くしてしまう方法もあります)また、荷物を載せやすいようなシートを選ぶこともツーリングには必要です。

内部が見やすいバイクを選ぶ

自分でメンテするのであれば、カウルがフル装備されているものより、カウルが必要な個所にだけ装着され(ただし、高速などの走行では前面のウインドスクリーンが大きいほど風をカットするのには大きな役目をします)、ある程度外から中が見える単純なバイクの方が整備がしやすいのは言うまでもありません。特に旅先での故障などに対処しやすくなります。整備する上でも、オイル交換にアンダーカウルを外さなければならないのは面倒です。また、ネジなど何かを落としたという場合に中がある程度見れると発見しやすい等が挙げられます。この点オフロードバイクなどは整備しやすそうですね。

何といっても、自分が気に入ったバイクでツーリングするのが一番の楽しみです。


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