ソロツーリングと気ままな旅

以前、たまたま消費税の話になった時、上司の２人が口を揃えて「消費税は一番平等な方法なんだよ」と自信を持って言うのである。一瞬そうなのかなと思ったりしたことがあった。

しかし、よく考えてみれば消費税が平等なわけがない。なぜなら生活レベルの違いがあるからだ。年収2000万円の者と200万円の者が同じものを購入して同じ額の税金を支払うことが平等??

それは違う。例えばジュース1本買うにしても価値観が全く違うのである。もし平等という言葉を使うなら年収2000万円の者は消費税を10倍支払うことが平等というものである。実際には不可能であろうが。

そもそも人間は基本的に利己的なもので、それぞれ自分たちの立場からものを考えようとするもの。多分、どちらの上司も富裕層なのだろう。つまり、収入が多く、その分多額の税金を支払っている累進課税という制度は不公平だという論理である。

ここに大きなギャップがあるのかもしれない。盲目的に役職が上だから正しい意見だとは限らないのである。立場が違うからだ。仮に平等だとする消費税を上げるたびに経済が悪化している現状を考えればとてもよい制度だとは言い難い。流されず自分の考えをしっかり持つことが大事だと痛感した。

近頃国会を見ていて思うことがある。日本の経済に消費税みたいな税制が本当に必要なのかどうか議論してもらいたいところだ。なんでも反対する民進党、消費税撤廃を公約に盛り込んでくれれば一票!!詳細を見る！

単純な疑問。国に大きな借金があるでもなく、また国民が望むでもなく、経済が悪化する消費税を上げるって何のメリットがあるのだろうか。これは、政府の立場から考えれば単にほぼ確実に税金を徴収することができる簡単な制度だからなのだろうか。逆に国民の立場から考えた...詳細を見る！