チェーンカット&カシメ専用工具の使い方
2014/6/25 9:43:05更新
チェーン交換の際に使う専用工具についての考察です。要はチェーンをカットし、チェーンの端と端を繋ぐジョイントが取れないようにするチェーンカット&カシメ専用工具です。ネットオークションで送料を入れて5千円弱で手に入れました。説明書は英語で書いていました。(これは読めんわ) 使用するレンチのサイズは14mmです。ということで、ここでは勝手に使い方を考察してみました。
【チェーンカット】
まずはチェーン交換に必要なのはチェーンのカットです。カットとはチェーンの中のピンを抜いて外すことです。必要な工具部品をセットしてチェーンのピンを押し出せばカットOK。チェーンのピンの太さに合わせてカットピンをセットします。因みにグラストラッカーはチェーンの大きさが520で一番大きなカットピンを使用しました。これは問題なくこの工具で作業することができます。
【ジョイント取付--ピンの押出し】
次にジョイントと繋ぐチェーンの間に4つのゴムパッキンを装着してピンを押し出す作業です。ここでは押し出されたピンが工具の穴を通るように位置をセットしますが、レンチ(14mm)で締めあげていく段階で穴がずれてしまうのでうまく調整する必要があります。ピンをどのくらい出したら良いのか分かりにくく、周りのチェーンの幅とノギスで比較しながら間に装着したゴムパッキンを押しつぶさないようにレンチ(14mm)で何度か締めつけ作業して調整する必要があります。
要領は、ジョイント部分がスムーズに動くかどうか、締めすぎて間に挟んでいるゴムパッキンが押しつぶされていないかという点だと思います。この工具では、力点が1点で2個のピンを同時に押し出すので、左右にずれたりすると微妙に2個のピンの出方がずれてしまいます。この点で私はやや失敗してしまいました。
【ジョイント取付--カシメ】
カシメる作業です。カシメ方が甘いとジョイントが外れ、カシメ過ぎるとピン割れするという厄介なものです。どれくらいの強さでやったらいいのか難しい。回らなくなるまで回してそこから180度とか書いているサイトもありました。
(カシメ工具の先端)
(カシメ作業)
(右片方をカシメた所)とりあえず片方だけカシメてカシメていないピンと比較します。
両方カシメたところです。ちょっとピンを出しすぎの感があります。ノギスで測ったところギリギリ周りのチェーンの幅と同じか、やや細い(締めすぎ)感じです。既定の強さがわかれば、トルクレンチで締めるという方法もあるでしょう。
この工具では実際に使ってみて以上のような注意が必要だと思います。
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