SDGsってよくわからない

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2021/2/15 9:58 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2206
SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」は2015年9月の国連サミットで採択されたもので、2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標で一般の人にとっては馴染みの薄いキーワードです。
SDGs
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.全ての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤を作ろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさをまもろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべてのひとに
17.パートナーシップで目標を達成しよう
さらに、この目標の中に具体的な項目が169項目あるとされています。まずこの事に誰も異議を唱える人はいないと思わせる内容です。

しかし、次のような記事がありました。
引用:
SDGs優等生の不都合な真実 「豊かな国が高い持続可能性を維持している」という嘘
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/sdgs_2.php
SDGS NOT REALLY SUSTAINABLE
2020年10月8日(木)16時30分
ジェーソン・ヒッケル(人類学者)
<国連が目指す持続可能な開発の指標で、各国の達成度の評価が実情と違い過ぎる。地球上の誰もがスウェーデン並みの消費をすれば、生態系や環境への負荷は現在の3倍になる>
いい例がスウェーデンだ。SDGインデックスでスウェーデンの評価は84.7点と第1位。しかし世界中の生態学者が以前から指摘しているように、この国の1年間のマテリアルフットプリント(消費する天然資源の総量)はアメリカと同程度で、国民1人当たり約32トンに上る。これは世界でもかなり悪い水準だ。世界平均は現状で1人当たり約12トン。ちなみに持続可能なレベルは1人当たり約7トンとされる。・・・

実態は開発優先、環境軽視
・・・・まずは評価項目の比重の問題だ。どの目標も3つの観点から評価されるが、観点ごとに評価項目の数が異なる。具体的にはエコロジカルな負荷(森林破壊や生物多様性の喪失など)、社会的な開発度(教育の充実や飢餓の解消など)、そしてインフラの開発度(交通機関や送電網の整備など)という3つの観点があり、ほとんどの目標はこの3つの組み合わせで評価される。だが現実には、必ずと言っていいほど開発関連の評価項目数がエコロジカルな負荷の評価項目数を上回っている。・・・・
・・・・例えば目標11の大気汚染に関する項目を見ると、概して富裕国の点数は高い。だが先進諸国は1980年代以降、汚染源となる産業部門の工場を次々と国外に移転させており、結果として汚染も国外に追いやっている。森林破壊や魚の乱獲についても同じことが言える。こうした問題の多くは貧困国で起きているが、その原因は裕福な国々の過剰消費にある。途上国は先進国から環境破壊を輸入し、結果としてSDGインデックスの順位を下げているわけだ。・・・・

国連はSDGsの見直しを
・・・・インフラの整備などは、もちろん国内ベースで評価すればいい。しかし国内での消費による環境負荷を正しく評価するには、国外で生じた環境負荷もきちんと計算に入れなければならない。それをしていないから、富裕国ほどSDGインデックスの点数が高くなり、彼らが国外でもたらしているダメージは見過ごされてしまう。これではいけない。いくら開発面で高い点数を得ても、地球環境に対して及ぼした破壊的な影響をそれで相殺することは許されないはずだ。・・・・
・・・・見直しが終わるまで、SDGインデックスなどに頼るのはやめるべきだ。地球環境の危機は深刻だ。いま地球にはどんな負荷がかかっていて、その責任は誰にあるのか。それをもっと正確に、もっと正直に示さないと議論は始まらない。


この記事を見る限りでは、確かに現評価の高い国がSDGs達成度が高い国とは限らないと思います。例えば自国を汚染する工場を他国に移転させること、また、自然破壊とされる森林の破壊、魚の乱獲などはそれを大きく消費する富裕国の存在があること、そういう国は自分の国の環境を破壊してはいないものの間接的に他国の環境破壊をしているのです。この点については評価がされていない現状から考えればその通りです。まさにSDGs達成度世界ランキングには富裕国が上位を占めているのはこういう理由があるのだと思えます。日本も海外に工場がありますが、実際の所、現地での環境汚染などはどうなのでしょう。

また、評価基準が開発>環境(開発のほうが環境よりも評価が高い)という点も確かに疑問に思うところです。そもそも開発と環境問題というものは相対するもの(開発を優先すれば環境破壊になり、環境を優先すれば開発ができない)で、例えばもっと減税をしてもっと福祉を充実させましょうという目標のように見えます。つまり、これはとても耳障りが良く聞こえ誰も反対するはずがない矛盾する2つの目標を達成しようとするものだということです。現在の評価基準でランキング上位ということは実は決して誇れるものではないのではないでしょうか。
 
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021/7/14 20:44 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2206
先進諸国にとっては、どこからエネルギーを取得するかは別にして電気自動車というものは排気ガスを出さない環境に配慮された乗り物として意識されています。また、スマートフォンなど電子機器は非常に便利で生活に欠かせないものになっています。しかし、その製品材料を取得するに至ってはその産地国の環境破壊等の問題を抱えているのは事実です。できた製品を消費する先進諸国ではSDGsの高い評価が得られ、原料の産地国では低い評価となるのは矛盾しています。
引用:
女性にとって最悪の場所、コンゴ ー中央カサイ州、カナンガ 2018.12.10 https://www.terra-r.jp/blog/20181210.html
コンゴ民主共和国は、アフリカ大陸のほぼ中央に位置し、アフリカで2番目といわれる広大な土地に6,800万人が暮らす国です。広大な熱帯雨林が残っているなど豊かな自然に囲まれており、同時にスズ、タンタル、金や銅、ダイヤモンドなどの鉱物資源も豊富に存在しています。
しかし、これらの豊富な資源は、コンゴ人をはじめとしアフリカの人々を巻き込む、欧米の争いの原因になったのです。欧米諸国が資源を奪い合うために、アフリカの人々は都合よく利用され、無数の命が失われてきました。1998年以降のコンゴ紛争では、540万人もの人命が失われたのです。
そして、この背景には、私たちの便利な生活があります。
争いの原因となった鉱物は、スマートフォンなどの電子機器に欠かせないものであり、コンゴ紛争の状況が知られることは、莫大な利益を得ている一部の権力者にとって都合が悪かったのです。

3分でわかるコンゴ民主共和国 ~コンゴ民主共和国って、どんな国?~ (2020.08.28)  https://www.worldvision.jp/news/works/africa/202008_drcongo.html
人々はどんな問題に直面しているの?---約2/3の世帯は飲用に適した水を入手することに困難を抱えています。またトイレや手洗いといった衛生面の整備も遅れています。自宅に手洗いがある世帯はわずか17%です。(2018年データ)主に雨に頼った農業がおこなわれており、十分な農産物を収穫することができません。十分な食事を得られていない人が全体の32%もいます。(2019年データ)事業地近郊には鉱山が多く在ります。一部の鉱山会社で違法な児童労働が行われており、就学の機会を奪われたりしています。初等教育の就学率は75%、中等教育は32%に留まっています。

引用:
【チリ】アカタマ塩湖でのリチウム資源を巡る企業紛争勃発。採掘水源枯渇への懸念 2018/10/29 https://sustainablejapan.jp/2018/10/29/lithium-conflict/35228
チリのアタカマ塩湖は、極度の乾燥地帯である一方、世界で最も豊かな高品質リチウムの鉱床として知られている。米地質調査所(USGS)によると、2017年のチリ全土のリチウム埋蔵量は750万tで世界で最多。アタカマ塩湖では、リチウム製造の世界大手米アルベマールとチリSQMがわずか約4.8km離れた場所で操業している。
近年、両社間では採掘量を巡る紛争が起きており、その根底には、携帯電話やパソコンに加え、電気自動車(EV)用バッテリーの需要が拡大する一方、リチウム鉱床の水源が枯渇する懸念が深まっていることがあると見られる。
同地でのリチウム採掘は、塩湖に点在する鉱床を通して地下1.5mから60mの場所からポンプで塩水を汲み上げ、水分を蒸発、資源を濃縮させる方法で行われている。採掘企業はチリ産業開発公社(Corfo)や環境省等の許認可の下で採掘しているが、紛争の発端となったのは、2013年にチリ政府の検査官がSQMの施設内で同国原産のアルガロボの木が落葉し、枯死していたのを発見したことだという。アルガロボは、地下帯水層深くに根を張ることによって砂漠でも生息する、極めて耐性のある広葉樹。
枯死していたアルガロボは23本。これは、当局がSQMに対し、アカタマ塩湖で水問題が発生した際の早期のシグナルとして監視を指示していた樹木本数の3分の1に相当する。ロイター通信が確認した政府の検査報告書によると、その2年後にはより多くの樹木が枯死したが、SQMは当局に通知していなかったという。

つまり、SDGsの目標は先進諸国の高い評価を得るための単なる傲慢であって、実際には原料を供給する産地国ではその利権による紛争で多くの人が亡くなり、環境破壊が行われているのです。具体的にはSDGsでいう1.貧困をなくそう 4.質の高い教育をみんなに 6.安全な水とトイレを世界中に 8.働きがいも経済成長も 11.住み続けられるまちづくりを 14.海の豊かさをまもろう 15.陸の豊かさも守ろう 16.平和と公正をすべてのひとに 等々の目標に逆行し、しかも低い評価を強いられるという矛盾が発生しています。

先進国の消費する製品が多くの犠牲によって成り立っているのであればその製品消費に対して評価から減点すべきです。直接手を下さなくとも本当に環境破壊をしているのはどこの国なのか見極める必要があります。
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