家庭用太陽光発電だけではEV車に充電できない。
タツ
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大前提として、電気の最も効率的な利用方法は作られた電気をそのまま使うということです。需要と供給のバランスが安定していることが最も資源を無駄にしない効率的な運営と言えるでしょう。
さて、家庭用の太陽光発電だけでEV車を充電できるのかというとできません。あまりにも出力が非力なことが原因です。そもそも車を一番利用する昼間に長時間充電すること自体馬鹿げています。夜間に充電し、昼間に売電するという方法がありますが、その電気料金の差分は我々の税金(再エネ賦課金)から支払われているのです。EV車の充電に太陽光発電を使うためにはやはり充電設備が必要です。
この充電器という便利なアイテムは充電する時に生の電気を少なくとも20%以上を損失しています。つまり大きな充電器を使えば使うほど大きな資源を損失(廃棄)していることになります。
引用:
必要以上の太陽光発電によって昼間の電気が余り、発電しない夜になると急激に足りなくなるという現象が生じます。昼間の生の電気を夜に回すことはできません。全体として明らかに需要と供給のバランスを欠き結果的には資源の損失となります。
世界一の太陽光発電施設を持つ中国では石炭の消費量は増加しています。石炭の消費量を増やす大規模再エネ政策
今後中国で石炭消費量が減るのかどうか注視する必要があります。ただし、石炭消費減少の原因には経済の低迷も大きく関係します。今まさに中国経済は失業率が増加し経済の低迷しています。従って、石炭消費量が減ったとしても再生エネルギーによるものではなく経済低迷によるものかどうかということも見極めなければなりません。
さて、家庭用の太陽光発電だけでEV車を充電できるのかというとできません。あまりにも出力が非力なことが原因です。そもそも車を一番利用する昼間に長時間充電すること自体馬鹿げています。夜間に充電し、昼間に売電するという方法がありますが、その電気料金の差分は我々の税金(再エネ賦課金)から支払われているのです。EV車の充電に太陽光発電を使うためにはやはり充電設備が必要です。
この充電器という便利なアイテムは充電する時に生の電気を少なくとも20%以上を損失しています。つまり大きな充電器を使えば使うほど大きな資源を損失(廃棄)していることになります。
引用:
AI
充電時の総損失率は、AC/DC変換の損失とバッテリー充電プロセスの損失を合わせたものになります。
総損失率=AC/DC変換損失+充電プロセス損失
例えば、AC/DC変換効率が85%で、充電プロセス効率が90%の場合、総効率と総損失率は以下のようになります。
総効率: 0.85×0.90=0.765(76.5%)
総損失率: 1-0.765=0.235(23.5%)
このように、充電時の実際の効率は複数の要因によって決まり、損失率は合計20%を超えることも珍しくありません。
必要以上の太陽光発電によって昼間の電気が余り、発電しない夜になると急激に足りなくなるという現象が生じます。昼間の生の電気を夜に回すことはできません。全体として明らかに需要と供給のバランスを欠き結果的には資源の損失となります。
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今後中国で石炭消費量が減るのかどうか注視する必要があります。ただし、石炭消費減少の原因には経済の低迷も大きく関係します。今まさに中国経済は失業率が増加し経済の低迷しています。従って、石炭消費量が減ったとしても再生エネルギーによるものではなく経済低迷によるものかどうかということも見極めなければなりません。
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