太陽光発電が救世主になれない理由

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2021/4/29 7:25 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2232
太陽光発電はCO2を排出せずクリーンな発電をするということは周知のとおりです。この点だけをみれば環境によく発電ができる優れものと思われます。しかし、太陽光発電の部品を製作するまでの過程、および廃棄、あるいはリサイクルする過程で大きな電力が必要で大きな環境破壊があると考えている人は少ない。そもそも発電力が非力なので家庭の消費電力を太陽光発電で全て賄うことはできずこれも結局大きな電気に頼ることになってしまいます。バッテリーという方法もあるものの充電ロスとこれもバッテリーの廃棄時の環境破壊の対処、あるいはリサイクルするとしてもまた大きな別の電力が必要となります。
引用:
太陽光発電は本当に環境に優しいか?
2014.11.13
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9939/
・・・・・世界中でクリーンなエネルギーが求められるなか、太陽光を使った発電量はこの5年間で6倍に増加した。だが、ソーラーパネルの製造が環境にむしろ悪影響を及ぼしている可能性が現在指摘されている。パネルの製造には水酸化ナトリウムやフッ化水素酸といった腐食剤の使用が欠かせない。また製造過程で水や電力が消費されるため、温室効果ガスの排出は避けられず、廃棄物も出るのが実状だ。

引用:
太陽光発電設備の廃棄処分等に関する実態調査
平成29年9月 総務省行政評価局
https://www.soumu.go.jp/main_content/000506235.pdf
このように感電等の危険性が現場に十分浸透しておらず、適切な防止措置も実施されていない現状のままでは、今後、災害が発生し、太陽光パネルが損壊した場合、被災現場において、地域住民の感電や有害物質の流出が起こるおそれがある。
・・・・・・太陽光パネルは、地震や台風等によって損壊又は水没しても、日光が当たると発電するため、接触すると感電するおそれがあり、また、鉛、セレンといった有害物質を含むものもあることから、損壊等により有害物質が流出するおそれがある。・・・・・・

年々増加する太陽光パネルの廃棄ですが、この時点では製造されたどの太陽光パネルがどれだけの有害物質を含んでいるか把握していないようです。

SDGsでいう評価は矛盾している
太陽光パネルを製作する際、環境基準の高い国で製作するとそれだけ環境配慮にコストがかかるため、環境基準の低い国で安価に製作される傾向があります。従って、環境基準の低い国に製造が集中するため、その国の環境をさらに悪くするという悪循環が発生します。SDGsでいう評価では太陽光を大量に消費する国は評価が高く、生産が集中する国はさらに評価が低くなるという矛盾が発生します。つまり、太陽光パネルを多く消費する国は他国での製造過程で発生した環境破壊の分(少なくとも自国の環境基準相当のもの)もその責任を負うべきだが評価はそうならないのです。

さて、これらの太陽光パネルの製作と廃棄に係る電気エネルギー、環境破壊、足りない分の電力を供給ということを総合すれば、寧ろ普及すればするほど環境を破壊する恐れがあり太陽光発電が今の電力に代わって救世主にはなり得ないのです。現状の電気の代替えというものを考えるのであれば、大きな電力を継続的に作ることができ、環境に配慮した電力でしかありません。
投票数:6 平均点:5.00

前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2022/4/10 4:00 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2232
引用:
新築住宅に太陽光パネル メーカー義務化、条例改正へ 東京都 4/9(土) 20:35配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/e47d490d16304674e85a50ade4b609eb4d406f9a  
東京都は、住宅メーカーなどを対象に、新築物件の屋根に太陽光パネルの設置を義務付ける新制度を創設する。  全ての住宅への一律設置を課すのではなく、事業者単位で目標を設定して達成を求める方針。住宅分野の脱炭素化が目的で、都の検討会で制度の導入時期など詳細を詰め、今秋以降に関係条例の改正を目指す。

前述のとおり、太陽光発電は発電しているときは環境、脱炭素という面では効果的かも知れませんが製造過程、廃棄過程と全体的に考えればそうとも言えません。例え普及したとしても実際には極端な電力不足を引き起こすことになります。

既に太陽エネルギー政策を進め破綻しているドイツ(電気料金が高騰し、極端な電力不足に陥っている)がその例です。いつまでもこのドイツを手本にしているのは大きな誤りです。結果的にドイツはエネルギーをロシアからの天然ガスに大きく依存することとなり、この度のウクライナ侵略に対するロシアへの制裁決議にも影を落とし国の安全保障にも大きな影響を与えています。

また、ドイツのエネルギー政策が示すように、日本でも太陽光発電の設置が進めば進むほど我々の電気料金が高騰する仕組みになっています。こういう制度の見直しの必要は不可欠ですが、何より太陽光パネル設置の義務化をすることは選択の自由を行政が奪うことになります。

引用:
太陽光発電の思わぬ落とし穴 https://ouchi-t.com/column/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%82%8F%E3%81%AC%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%97%E7%A9%B4.html
今、太陽光発電がブームになっています。企業は続々と太陽光での自社発電を始め、売電ビジネスのために、使われていない空き地には、太陽光パネルが敷き詰めらるようになりました。 今や太陽光発電は、個人ができる環境に優しい取り組みの代表格になっています。ですが、太陽光発電が将来的な環境破壊問題のひとつ挙げられているという話をご存じでしょうか? ・・・・・・
問題はその廃棄処分にあり、太陽光パネルは、現代の技術では処分できません。実は、太陽光パネルには、カドミウム、鉛、ヒ素、ポリシリコンといった様々な猛毒性の物質が使われています。 また、製造段階においても有害物質がでるらしく、最終処分が困難であり、再利用することもできないため、産業廃棄物として将来大きな問題になると言われています。

将来、環境問題がさらに厳しくなることが考えられるなか、猛毒が発生する太陽光パネルの廃棄負担はかなり高額になることは容易に想像できます。その負担も個人が負担するにしろ税金が投入されるにしろ結局我々国民の負担となるでしょう。

東京都の条例とはいえ、今までの経緯から太陽光パネル設置義務化というこういう制度が一度制定されればいくら愚策であっても撤廃されることはなく将来の危機を感じます。
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