ソロツーリングと気ままな旅

この度、やっと、国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）のテロ組織ハマスとの関わりが報道ベースで指摘され、日本も拠出金を一時停止することになりました。
引用：
この国連組織UNRWAとテロ組織ハマスとの関連については前記事にもあるようにＵＮウォッチという団体が
「端的に言えば、現状、国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）は約2万人の教師を含む反ユダヤ主義者やテロリストの支援スタッフを雇用しており、その思想には批判できない状況にある。さらに、大きな問題は、国連UNRWAは1960年代から長年に渡り教育においてテロ行為を正当化する教育を行っており、新たなテロリストを生み出している」
とすでに組織全体の問題を指摘しています。

このＵＮウォッチの報告書は、報道ベースで読むよりも報告書が公開されているのでその報告書を読むほうがより詳細に知ることができます。これを読むと、日本からもこの国連UNRWAへ人材を派遣していますが、日本のUNRWA国連職員も知っているはずだが声を挙げられないような状況にあるのではないかとも考えられます。

国連UNRWAへの資金拠出停止に関し、国連の事務総長、UNRWAの代表者は拠出金の継続を訴え、抜本的に組織を改善するとは言及していません。これは、後戻りはできない、腐敗した体制のままで組織を継続するということ示唆しています。

国連は利権組織
国連の本来の目的は平和を維持するという目的です。しかし、国連において、近年では、武漢肺炎(新型コロナウイルス)の起源では中国におもね、中国のウイグル問題では国連特別報告者が買収されていたり、何よりもウクライナの戦争を止めることもできませんでした。それにもかかわらず、世界からの拠出金は今まで通り求めています。すでに国連としての平和を維持する組織としての機能しておらず、汚職にも罰せられることもなく自浄作用のない利権組織となっいると考えられます。

国連UNRWAへの資金拠出とは
国連組織UNRWAとテロ組織との繋がりが指摘された上で、テロ組織拠出金の停止は一般のパレスチナ人の命に係わることだと指摘されています。これはテロ組織に資金提供を要求されハイジャックされた飛行機のようなもので非常に判断しにくい問題です。しかし、テロ組織に資金を提供することはその資金でまた、別の一般人が殺害されることになります。

1972年年5月、日本赤軍(日本人)がイスラエルのテルアビブ空港で一般の民間人を標的に無差別に殺害した乱射事件がありました。拠出金を出す行為は、この日本赤軍に我々の税金である資金を提供するに等しいと考えられます。

しかし、多くの有名な日本の中東専門家の意見は拠出金停止に反対の意向を示しています。このことは1960年代から国連組織UNRWA職員によってイスラエル人を殺害することを正当化する教育を行っている社会構造を肯定していることになります。

新たな国連への期待
支援という観点から考えれば、イスラエルを殲滅することが平和になる唯一の方法と考えるハマスに支援するのではなく、現実的にパレスチナ人がどうすれば自立、繁栄するかを模索していくことが本当の支援なのではないでしょうか。汚職のない新たな国連としてそういう組織を期待したいと思う次第です。